並びのモデルケース



まくりの選手が逃げている選手の番手にはまって1等とって決まり手「差し」がつくこともよくありますが、 ここでは基本的なものについてだけ整理します。

どの選手が「逃」とか「捲」になるかはレース前ははっきりしていませんが、ここではレースが始まって誰が逃げるかまくりに まわるのかはっきりしたときのことをイメージしています。

決まり手
モデルケース
先行1車
2分戦

3分戦

4分戦
逃-差-差-差-差
  差-差-差-差
逃-差-差-差-差
捲-差-差-差
逃-差-差
捲-差-差
捲-差-差
逃-差-差
捲-差
捲-差
捲-差
1等とると「逃」になる選手の数
1等とると「捲」になる選手の数
1等とると「差し」になる選手の数


3分戦のケースを考えると、
「逃げ」という決まり手は1人で稼いでいる数字、
「まくり」というのは2人で稼いでいる数字、
「差し」は6人がかりで稼いでいる数字と考えられます。

奈良競輪の場合だいたい、逃げ25%、まくり35%、差し40%、なので、

乱暴な解釈をすると、3分戦の場合、
逃げた選手が1等とる確率は、25%/人、
まくりにまわった選手が1等とる確率は、35÷2で、約17%/人、
差す選手が1等とる確率は、40÷6で、約7%/人とみることができるかもしれません。

もちろん、逃げ25%、まくり35%、差し40%の中身は3分戦ばかりではありませんし、
「差し」といっても番手の差しとか3番手の差しが混じった数字ですし、
逃げているのは競争得点の高い選手が多いかもしれないし、
奈良競輪はF2が多いし、ということで
上記の確率云々はかなり乱暴といわざるを得ませんが。(笑)

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